2020年4月30日木曜日

復活後第4主日礼拝のご案内。20200503

復活後第4主日礼拝(5/3)は
以下の式文によりお守りください。

自宅(家庭)で守る礼拝


讃美歌155:空はうららに 教会88:み墓をやぶり
招き
父と子と聖霊のみ名によって、
アーメン
初めのみ言葉
二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
悔い改めの祈り
主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの賛美を歌います。もしいけにえがあなたに喜ばれ、焼き尽くす捧げ物がみ旨にかなうのなら、わたしはそれをささげます。しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。御慈しみをもって、わたしを憐れんでください。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。私の咎をことごとく洗い、罪から清めてください。
(※過ぎた日々を顧みて黙想する)
み子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された全能の神さまが、み子を信じる者に赦しと慰めを与えてくださるように。
アーメン
キリエ
主よ、あわれんでください。
キリストよ、あわれんでください。
主よ、あわれんでください。
(※数人の場合は復唱、交唱してもよい)
主日の祈り
私たちの羊飼いである神さま。あなたは私たちひとりひとりの名を呼んで、死の谷を越えて安らかな地へと導いてくださいます。あなたの家に用意されている喜びの宴に向かって確かな足取りで歩むことができるよう、御声をもって私たちを導いてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
み言葉を聞きます。
主よ、お話しください。僕は聞いております。
1朗読 使徒言行録 2:42~47 (新217)
2朗読 ペトロの手紙1 2:19~25 (新431)
福 音 書 ヨハネによる福音書 10:1~10 (新186)
キリストに感謝します。
みことばの黙想(※聖書のみことに思いを巡らす)
信仰告白(使徒信条)
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。(アーメン)
祈り(※自由に、またはふさしいものを祈る)
  ※献金(教会での礼拝が再開する時を覚えてささげてもよい)
主の祈り
天の父よ。み名があがめられますように。み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
 (み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです)(アーメン)
終わりの祈り
全能の神さま
あなたは悲しむ人の慰め、苦しむ人の力です。今、このような状況において、あなたの子らが悩むとき、私の祈りを聞いてください。困難の中を歩むすべての人を憐れみ、慰め、喜び生きる力を与えてください。マラナ・タ、主よ、来てください。
父と子と聖霊のみ名によって。
アーメン。
讃美歌539・教会501:あめつちこぞりて
※一人で用いる場合は、すべての部分を唱える。その場合でも、黙読ではなく声に出して唱えることが望ましい。見えない主が共にいてくださり、また、多くの方と共にみ言葉を聞き、祈っていることを覚える。
※数人で守る場合は、分担して交唱してもよい。
※特別な用意をする必要はないが、十字架や燭台等があれば用いるようにする。


2020年4月26日日曜日

《三遠地区使信 №1100》20200426「泣く人と共に」

「泣く人と共に」

 今月16日、東京都をはじめ7都道府県に出された緊急事態宣言が全国に拡大されました。それに伴い、NHK総合テレビは毎日、画面上に災害時に提供する情報を常時流し続けています。この様相は、今から9年前に発生した東日本大震災時を思い出させます。東日本大震災は、ご存じの通り地震、津波、火災、放射能という四つの災害が一度に東日本を襲いましたが、前者三つは目に見えるもので、その終息も時間経過とともに実感できましたが、目に見えない放射能災害は9年たった今もいつ終息するかが分からない状態です。今回の新型コロナウイルスもこの放射能災害と同様に目に見えない災害です。
 さて、そのような中で先日、一本の電話がありました。それは東日本大震災時に「となりびと」通して、支援を行っていた*特定非営利活動法人子育て支援アシスト・エフワンの代表の方からのもでした。何年かぶりの夜遅くの電話でしたので何かあったのかと心配になりましたが、お話をお伺いすると公益財団法人社会貢献支援財団から社会貢献者表彰を今年の7月5日に受けるというものでした。これは人びとや社会のためにつくされた方を表彰するもので、東日本大震災時からこれまで、やむを得ない事情で一人親になった家庭や震災で変則勤務や単身赴任を余儀なくされた家庭などの支援を通して、育児放棄や虐待を未然に防ぎ、子どもの未来を育てる事を目的として活動してきたことが評価されたものです。そして、今も石巻市において被災児童等を支援するための相談・援助事業として「おがつもっこクラブ」などを行っています。
 「となりびと」では、震災時、この団体に支援品や情報を提供したり、石巻市の仮設団地の集会所などで協働活動を行ったりしていました。今回の電話は、その受賞調査の中で、「となりびと」との協働活動についても報告したので、自分たちだけが表彰されるのは申し訳ないというような趣旨でした。
私はこの電話を受け、一つのみ言葉が心をよぎりました。それは、ローマの信徒への手紙12章15節、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」です。私は「となりびと」の働きは、まさに、このみ言葉の実践だと思っていたからです。そして、お電話をいただいた方は、今も、被災地でこのみ言葉を実践しているのだと。
 現在、新型コロナウイルにより苦しみ、泣いている方々多くいます。私たちもこのみ言葉を心に刻みながら一日も早い感染終息を共に祈ることができればと思います。
*詳しくはhttp://fone.kids.coocan.jp/でご覧ください。
みのり・岡崎教会 野口勝彦


2020年4月24日金曜日

田原礼拝所修繕工事。20200423





今年の127()に暴風により被害を受けた
ご覧の田原礼拝所の修繕工事が昨日から始まっています。
無事、終了するようお祈りください。







復活後第3主日礼拝のご案内。20200426

復活後第3主日礼拝(4/26)は
以下の式文によりお守りください。

自宅(家庭)で守る礼拝

讃美歌154:地よ、声たかく 教会95:よみがえりの日
招き
父と子と聖霊のみ名によって、
アーメン
初めのみ言葉
二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
悔い改めの祈り
主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの賛美を歌います。もしいけにえがあなたに喜ばれ、焼き尽くす捧げ物がみ旨にかなうのなら、わたしはそれをささげます。しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。御慈しみをもって、わたしを憐れんでください。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。私の咎をことごとく洗い、罪から清めてください。
(※過ぎた日々を顧みて黙想する)
み子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された全能の神さまが、み子を信じる者に赦しと慰めを与えてくださるように。
アーメン
キリエ
主よ、あわれんでください。
キリストよ、あわれんでください。
主よ、あわれんでください。
(※数人の場合は復唱、交唱してもよい)
主日の祈り
神さま。御子はパンを裂くことによってあらゆる弟子たちにご自身を知らせてくださいます。贖いの働きをされる主イエスを見ることができるように、私たちの信仰の目を開いてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
み言葉を聞きます。
主よ、お話しください。僕は聞いております。
1朗読 使徒言行録 2:14a&3641(215)
2朗読 ペトロの手紙1 1:1723(429)
福 音 書 ルカによる福音書 24:1335(160)
キリストに感謝します。
みことばの黙想(※聖書のみことに思いを巡らす)
信仰告白(使徒信条)
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。(アーメン)
祈り(※自由に、またはふさしいものを祈る)
  ※献金(教会での礼拝が再開する時を覚えてささげてもよい)
主の祈り
天の父よ。み名があがめられますように。み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
 (み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです)(アーメン)
終わりの祈り
全能の神さま
あなたは悲しむ人の慰め、苦しむ人の力です。今、このような状況において、あなたの子らが悩むとき、私の祈りを聞いてください。困難の中を歩むすべての人を憐れみ、慰め、喜び生きる力を与えてください。マラナ・タ、主よ、来てください。
父と子と聖霊のみ名によって。
アーメン。
讃美歌228:ガリラヤの風/教会290:ガリラヤの風

※一人で用いる場合は、すべての部分を唱える。その場合でも、黙読ではなく声に出して唱えることが望ましい。見えない主が共にいてくださり、また、多くの方と共にみ言葉を聞き、祈っていることを覚える。
※数人で守る場合は、分担して交唱してもよい。
※特別な用意をする必要はないが、十字架や燭台等があれば用いるようにする。





2020年4月18日土曜日

復活後第2主日礼拝のご案内。20200419

復活後第2主日礼拝(4/19)は
以下の式文によりお守りください。


自宅(家庭)で守る礼拝
復活後第2主日  (白)
讃美歌19:みこえきくとて/教会189:主のみことばに
招き
・父と子と聖霊のみ名によって、
・アーメン
初めのみ言葉
・二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
悔い改めの祈り
・主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの賛美を歌います。もしいけにえがあなたに喜ばれ、焼き尽くす捧げ物がみ旨にかなうのなら、わたしはそれをささげます。しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。御慈しみをもって、わたしを憐れんでください。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。私の咎をことごとく洗い、罪から清めてください。
(※過ぎた日々を顧みて黙想する)
・み子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された全能の神様が、み子を信じる者に赦しと慰めを与えてくださるように。
・アーメン
キリエ
・主よ、あわれんでください。
・キリストよ、あわれんでください。
・主よ、あわれんでください。
(※数人の場合は復唱、交唱してもよい)
主日の祈り
・全能・永遠の神さま。あなたは信じる者の力です。疑う私たちを、見ないで信じる信仰によって、キリストの豊かな祝福に与からせてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
・み言葉を聞きます。
・主よ、お話しください。僕は聞いております。
第1朗読 使徒言行録 2:14a&22~32(新215)
第2朗読 1 ペトロ 1: 3~ 9(新428)
福 音 書 ヨハネ 20:19~31(新210)
・キリストに感謝します。
みことばの黙想(※聖書のみことに思いを巡らす)
信仰告白(使徒信条)
・天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。(アーメン)
祈り(※自由に、またはふさしいものを祈る)
  ※献金(教会での礼拝が再開する時を覚えてささげてもよい)
主の祈り
・天の父よ。み名があがめられますように。み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
 (み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです)(アーメン)
終わりの祈り
・全能の神さま
あなたは悲しむ人の慰め、苦しむ人の力です。今、このような状況において、あなたの子らが悩むとき、私の祈りを聞いてください。困難の中を歩むすべての人を憐れみ、慰め、喜び生きる力を与えてください。マラナ・タ、主よ、来てください。
・父と子と聖霊のみ名によって。
・アーメン。
讃美歌225:すべての人に/教会289:すべてのひとに


※一人で用いる場合は、すべての部分を唱える。その場合でも、黙読ではなく声に出して 唱えることが望ましい。見えない主が共にいてくださり、また、多くの方と共にみ言 葉を聞き、祈っていることを覚える。
※数人で守る場合は、分担して交唱してもよい。
※特別な用意をする必要はないが、十字架や燭台等があれば用いるようにする。



2020年4月16日木曜日

家庭礼拝用週報等発送。20200416

いよいよ全国に緊急事態宣言が発出されるようです。愛知県では明日から休業要請がはじまります。
みのり・岡崎教会では愛知県下に発出された緊急事態宣言に伴い、4月10日(金)の聖金曜日(受苦日)の祈りから、すべての礼拝・諸集会を休止しています。
礼拝休止に伴い、4月19日(日)の主日より家庭で礼拝が守ることができるように毎主日毎に週報等を郵送します。岡崎教会の方には昨日、みのり教会の方には本日、発送しました。
それぞれのご自宅で礼拝をお守りください。尚、週報等が届かない方かせお見えでしたらお手数ですが豊橋礼拝所(0532-54-2040)までお電話ください。





豊橋礼拝所では、今、ご覧の通りモッコウバラやジャスミンが咲き始めています。


新型コロナウイルスで苦しんでいる方々を覚え、一日も早い感染終息をお祈りいたします。

2020年4月14日火曜日

新型コロナウイスに関する日本福音ルーテル教会の対応に関して。20200414


新型コロナウイスに苦しんでいる方々を覚えます。

新型コロナウイスに関する
日本福音ルーテル教会の対応に関しては
以下でご覧いただけます。

【日本福音ルーテル教会ホームページ】


一日も早い、感染終息をこころからお祈りいたします。


2020年4月12日日曜日

復活祭。202004112

主の復活をお祝いいたします。


 今年の復活祭は、新型コロナウイル感染防止を目的とした緊急事態宣言により、教会での礼拝を守ることができませんでしたが、こんな時だからこそ神さまは私たちのことを忘れずに復活してくださいました。
 そして、昨日、今日の対応のため岡崎教会と田原礼拝所を回りましたが、その途中、田原市内の青空に、そのしるしとして私たちのために十字架を描いてくださいました。
 私たちは、今日、私たち一人ひとりのために復活してくださったイエスさまを信じ、このウイルス感染に対応し、今、感染により苦しんでいる方々を覚え、一日も早い感染終息を祈りたいと思います。


尚、信徒の方々には、今後、週一回程度の通信をお送りする予定です。

2020年4月9日木曜日

礼拝等休止に関して。20200409


礼拝等休止に関して

新型コロナウイルスにより苦しんでいる方々を覚えます。一日も早い感染終息をお祈りします。
さて、410()午後に愛知県緊急事態宣言が発出される予定ですので、礼拝は休止となります。また、諸集会等の休止も継続します。
尚、休止期間は緊急事態宣言が解除される予定の56()まですが、その後、延長された場合、その延長期間となります。


2020年4月6日月曜日

聖金曜日(受苦日)の祈り・復活祭礼拝のご案内。20200410・12


聖金曜日(受苦日)の合同祈り(4/10)

14時30分~ 豊橋礼拝所


復活祭礼拝(4/12)は

野口勝彦牧師の

「なぜ、泣いているのか」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。

尚、愛知県下に新型コロナウイルス感染防止に伴う外出自粛要請が出された場合、礼拝は中止となります。


また、豊橋市内で新型コロナウイルス感染者が発生しましたので、聖餐式は休止となっています。

週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。それから、この弟子たちは家に帰って行った。マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。
ヨハネによる福音書 20章 1節~18節






2020年4月5日日曜日

《三遠地区使信 №1097》20200405「栄枯盛衰」

栄枯盛衰

今日は4月第一日曜日、各教会では四旬節第6主日(主のエルサレム入城/主の受難)の礼拝が守られていることだと思います
そして今日から受難週いよいよイエスさまが私たちの罪を贖われるために十字架に向かわれます。
教会の暦では、今はこのような期節を迎えていますが、日本の暦では、4月は新年度の始まりの季節です。今年は新型コロナウイルスの影響でいつもと様相が異なります。そのような中、先月15日、一つのお店が45年間の営業を終えました。そのお店は、東三河唯一の百貨店であった「ほの国百貨店」。私も一昨年4月にみのり教会に赴任してから季節ごとに訪れていました。
「ほの国百貨店」は1974年に「豊橋丸栄」として開店しました。名古屋市の老舗百貨店「丸栄」の子会社でしたが、丸栄の経営不振から2010年に投資ファンドに売却され、その後、2012年に東三河地方の古い呼び名「穂の国」にちなんだ「ほの国百貨店」に名称に変更しました。私が40年近く前に、豊橋に来た時には、当時「豊橋丸栄」と呼ばれていた「ほの国百貨店」をはじめ、豊橋駅前には「豊橋西武」があり、また、広小路通りには「ダイエー」と大規模店が連なり、街に溢れる人の多さにさすが愛知県第二の都市と感じていました。
しかし、一昨年、4月、数十年ぶりに訪れた豊橋の街は、その活気がなくなっていました。教会員の方に豊橋は、今は「夜の街」になったとお聞きしまたが、確かに、豊橋駅前は昼間の閑散な様子とは違った光景が広がっています。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう「栄枯盛衰」という言葉がありますが、まさに、数十年ぶりに訪れた豊橋の街は、まさにこの言葉がぴったりでした。
「栄枯盛衰」、この言葉はヨハネ福音書330「あの方は栄え、わたしは衰えねばならない」とのヨハネの言葉を私に連想させます。洗礼者ヨハネネ。彼は、いつもイエスさまの先駆者としての使命を果たします。この言葉の中に、彼の思いのすべてが凝縮されています。イエスさまの生涯は、十字架への歩みに他ならず、そこに最大の意味があります。そのことのために、自分が立てられ、使命を負っている、と彼は言うのです。ヨハネの言うあの方が栄え」るとは、イエスさまの十字架の意味が広く受け入れられることです。そして、イエスさまの救いが、多くの人々にもたらされることです。
 この受難週迎えた今日、私たちは、このヨハネの言葉を思いながら一人でも多くの人に、この十字架の意味を伝え、救いがもたらされるように祈ることができればと思います。
        みのり・岡崎教会 野口勝彦


新型コロナウイルス対応について。20200405

 新型コロナウイルスにより苦しんでいる方々を覚えます。一日も早い感染終息をお祈りします。
 さて、現在、礼拝内での聖餐式は休止しています。また、諸集会も休止しています。今後、愛知県内に外出自粛要請等が出された場合、礼拝も休止となります。尚、礼拝にご出席される方の礼拝中のマスク使用、手洗い等を推奨いたします。