2024年1月29日月曜日

顕現後第5主日礼拝 。20240204

               顕現後第5主日礼拝

                (2/4)は

            野口勝彦牧師の

                             「祈る

の説教で守られます。

礼拝に関し、感染防止のための対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。  

尚、礼拝開始時間は午前9時30分に変更になります。



 
 すぐに、一行は会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。"シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。夕方になって日が沈むと、人々は、病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。町中の人が、戸口に集まった。イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。"シモンとその仲間はイエスの後を追い、見つけると、「みんなが捜しています」と言った。イエスは言われた。「近くのほかの町や村へ行こう。そこでも、わたしは宣教する。そのためにわたしは出て来たのである。」
そして、ガリラヤ中の会堂に行き、宣教し、悪霊を追い出された。

マルコによる福音書1章29節~39節





2024年1月22日月曜日

顕現後第4主日礼拝 。2024012728

 顕現後第4主日礼拝

             (1/27・28)は

            野口勝彦牧師の

「聴き従う

の説教で守られます。

礼拝に関し、感染防止のための対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。  

尚、1/28、2/4の豊橋礼拝所の礼拝開始時間は午前9時30分に変更になります。

 一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。"人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。

マルコによる福音書1章21節~28節

《三遠地区使信 №1295》20230121「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」

 昨日は、大寒、これから立春までが一年で最も寒さが厳しくなる季節です。能登半島地震の被災者の方々は、被災後、はじめての大寒を迎える中、避難所の不自由な生活を強いられています。これから仮設住宅に移られ、復興公営住宅に入居されるまで、何回かの大寒を経なければなりません。被災地の一日も早い復旧・復興を祈りたいと思います。

さて、私は昨年12月の使信に「少し早いクリスマスプレゼント」、「年の終わりに」と題して、各地から届くクリスマスプレゼントについてのメッセージを皆様にお伝えましたが、その後も、2019年10月に台風19号による千曲川の氾濫によって壊滅的な被害を受けたりんご園のりんごや東日本大震災の津波によって壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市の牡蠣などがクリスマスに合わせて次々と届きました。届いたりんごや牡蠣は、4年ぶりに行われた昨年の田原、豊橋、岡崎の*クリスマス祝会で美味しくいただきました。そして、信徒の皆さんには、昨年の記録的な猛暑の影響で安曇野や長野市のりんごを送ってくれた方々からは一様に「今年はりんごが不作で、あまり良いものではないですが」との一言が添えられて、牡蠣養殖の方からは「今年は牡蠣が7割死滅し、沿岸部で捕れる魚の種類も大きくかわった」とのお話をお聴きしたことをお伝えしました。私はこれらのお話をお聴きし、最近の気候変動の影響によって多くの方が苦しまれているのではないかと感じざるを得ませんでしたが、笹かまぼこを送ってくださった車いすダンスの方からは、宮城県の福祉活動の最高位の賞をいただいたという喜びのお電話もいただきました。

昨年のクリスマス時に私は、毎年、多くの方からクリスマスに様々なプレゼントが届き、交流が続いている理由について改めて考えました。そして、その理由は、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」(ロマ12:15)のみ言葉なのではないかと感じたのです。

昨年の夏、4年ぶりに東日本大震災の被災地を訪問した時に、被災当時、現地の支援情報を提供してくださったご夫婦と再会し、新しくできた国営祈念公園で、以前の使信で紹介した「お佐藤山」のインタビュー画像などを視聴し、火災で全焼した震災遺構の門脇小学校などを案内していただきました。門脇小学校では、偶然にも「となりびと」時の現地スタッフの配偶者で現地の支援活動情報の提供者の方と再会し、被災当時の門脇小学校の校長先生にもお会いすることができました。そして、最後に、震災後に旧北上川沿いに新設された「いしのまき元気いちば」で牡蠣のかんかん焼きをご馳走していただきましたが、その食事の最中になぜ10年の間、交流が続けられるのかを次のように語られたのです。「野口牧師が、はじめて、漁協で被災状況の話を聴かれた時、涙を流されていたからだよ」

 私は、そのことをすっかり忘れていましたが、被災された方々は、そのことをずっと思い続けてこられたのです。そんな思いの中、昨年12月23日、田原キャンドル・サービ直前に、大阪・岸和田市で103歳のお母様の音楽葬をさせていただいた卒寿を迎えた松本教会のステンドグラス作家の信徒の方から24日のみ言葉の*天使のステンドグラスが突然届いたのです。

*となりびとブログhttps://lutheran-tonaribito.blogspot.com/

*みのり教会ブログhttps://minorichurch.blogspot.com/

*岡崎教会教会ブログhttps://okazakichurch.blogspot.com/

 みのり・岡崎 野口勝彦



2024年1月16日火曜日

顕現後第3主日礼拝 。2024012021

               顕現後第3主日礼拝

             (1/20・21)は

            野口勝彦牧師の

「時は満ち、神の国は近づいた

の説教で守られます。

礼拝に関し、感染防止のための対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。  



 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、"「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。 イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。"イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、 すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。

マルコによる福音書1章15節~20節 

顕現後第2主日礼拝 。2024011314

                          顕現後第2主日礼拝

            (1/13・14)は

野口勝彦牧師の

「見なさい

の説教で守られます。

礼拝に関し、感染防止のための対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。  


その翌日、イエスは、ガリラヤへ行こうとしたときに、フィリポに出会って、「わたしに従いなさい」と言われた。"フィリポは、アンデレとペトロの町、ベトサイダの出身であった。フィリポはナタナエルに出会って言った。「わたしたちは、モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った。それはナザレの人で、ヨセフの子イエスだ。」するとナタナエルが、「ナザレから何か良いものが出るだろうか」と言ったので、フィリポは、「来て、見なさい」と言った。イエスは、ナタナエルが御自分の方へ来るのを見て、彼のことをこう言われた。「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」ナタナエルが、「どうしてわたしを知っておられるのですか」と言うと、イエスは答えて、「わたしは、あなたがフィリポから話しかけられる前に、いちじくの木の下にいるのを見た」と言われた。ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」イエスは答えて言われた。「いちじくの木の下にあなたがいるのを見たと言ったので、信じるのか。もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」更に言われた。「はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」

ヨハネによる福音書1章43節~51節


2024年1月3日水曜日

《三遠地区使信 №1292》20231231「年の終わりに」

 2023年も今日で終わります。今年は1月1日が日曜日、そして、今日が日曜日ですので、主日礼拝で1年が始まり、主日礼拝で1年が終わる珍しい年ですが、皆さんにとって2023年はどんな年だったでしょうか。そして、2024年はどのような年にされたいでしょうか。

ちょうど今から50年前に、日本でブームになった『日本沈没』という映画をご存知でしょうか。この映画は私が、はじめて、映画館で観た映画です。その映画を先日、50年ぶりに、偶然、見る機会がありました。その映画の中で東京を日本沈没の前兆の大地震が襲い、一人の老人が、関東大震災の経験から「火だけ出されなければいい、関東大震災では火でやられたんだ」と叫ぶシーンがあります。そして、その老人の家族が「おじいちゃん大丈夫、火はすべて消したから」と応えた瞬間、窓から大津波が襲ってくるところで、違うシーンに切り替わります。

そのシーンを、その映画から50年たった今、12年前に東日本大震災の大津波を福岡でテレビを通して目撃した私は、子どもの時に映画館で見た時とは全く違う思いで見ました。ちょうど、その映画を見終わった時、その大津波に遭い、ご自宅を失い、今は復興公営住宅に住む方から宅急便が届きました。その中身は、仙台名物の笹かまぼこでした。仙台名物の笹かまぼこは、宮城県内のいろいろな町でも製造され、今回、送っていいただいた笹かまぼこは石巻市の白謙(しらけん)蒲鉾のものでした。この笹かまは、2011年5月に私がはじめて石巻での泥かきボランティアに参加した時、そのボランティア先でいただいたものと同じもので、私がはじめて食べた笹かまでもありました。


その時のことを当時、私は記事として依頼され、機関紙『るうてる』2011年6月号に「震災ボランティアに参加して」として次のように寄稿しました。

 「2011年3月11日から2ヶ月が経過した5月11日。被災地では、地震発生の14時46分18秒に地震によって召天された方を覚えて一斉に黙祷がささげられました。私はちょうどその時間に、石巻の民家で津波による泥かきのボランティア作業に従事していました。その中で私が忘れられないのは、その民家のご主人のお話です。津波が襲った状況を延々と話をされるその姿に、その痛みの深さを感じました。また、どのお宅でも、被災されながらもボランティアの私たちに、*写真(笹かまぼこなど)のような軽食を用意し、感謝の気持ちを表されるその心も忘れることができません。地震発生から2ヶ月以上が経過しても、まだ、泥だけらの異臭がする自宅で生活せざる得ない方々が被災地では少なくありません。また、沿岸部は写真の通り、壊滅状態が延々と続いています。私は、これからも息の長い支援とお祈りを続けることができればと考えています。」*ルーテル教会HPhttps://jelc.or.jp/category/news_lutheran/

 その後、私は、思いもよらず東日本大震災ルーテル教会救援「となりびと」の派遣牧師としての働きを2年間与えられ、被災地で活動し、今もその方々との交流が続いています。


 コヘレトの言葉に「何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある」

(3: 1)があります。2024年の時がどのような時となるか。私たちは、新しく与えられる年も

礼拝を通して、その与えられる時を神さまの恵みと祝福の中で過ごすことができるよう今年最後の今日の礼拝の中で祈ることができればと思います。    

みのり・岡崎 野口勝彦



2024年1月2日火曜日

主の洗礼礼拝 。20240107

                                                                主の洗礼礼拝

 (1/7)は


野口勝彦牧師の

「わたしの愛する子

の説教で守られます。

礼拝に関し、感染防止のための対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。  



 洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 ユダヤの全地方とエルサレムの住民は皆、ヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。ヨハネはらくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂て“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

マルコによる福音書1章4節~11節