2020年9月30日水曜日

聖霊降臨後第18主日礼拝のご案内。20201004

  聖霊降臨後第18主日礼拝(10/4)は


野口勝彦牧師の

「最大の収穫」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。

尚、礼拝は、感染防止のため「新しい生活様式」に従い行います。



もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送った。だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。また、他の僕たちを前よりも多く送ったが、農夫たちは同じ目に遭わせた。そこで最後に、『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、主人は自分の息子を送った。農夫たちは、その息子を見て話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺して、彼の相続財産を我々のものにしよう。』そして、息子を捕まえ、ぶどう園の外にほうり出して殺してしまった。さて、ぶどう園の主人が帰って来たら、この農夫たちをどうするだろうか。」彼らは言った。「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し、ぶどう園は、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに貸すにちがいない。」イエスは言われた。「聖書にこう書いてあるのを、まだ読んだことがないのか。『家を建てる者の捨てた石、/これが隅の親石となった。これは、主がなさったことで、/わたしたちの目には不思議に見える。』 だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。この石の上に落ちる者は打ち砕かれ、この石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」祭司長たちやファリサイ派の人々はこのたとえを聞いて、イエスが自分たちのことを言っておられると気づき、イエスを捕らえようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者だと思っていたからである。
マタイによる福音書21章33節~46節



2020年9月25日金曜日

聖霊降臨後第17主日礼拝のご案内。2020092627

 聖霊降臨後第17主日礼拝(9/26・27)は


野口勝彦牧師の

「分からない」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。

尚、礼拝は、感染防止のため「新しい生活様式」に従い行います。


 イエスが神殿の境内に入って教えておられると、祭司長や民の長老たちが近寄って来て言った。「何の権威でこのようなことをしているのか。だれがその権威を与えたのか。」イエスはお答えになった。「では、わたしも一つ尋ねる。それに答えるなら、わたしも、何の権威でこのようなことをするのか、あなたたちに言おう。ヨハネの洗礼はどこからのものだったか。天からのものか、それとも、人からのものか。」彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と我々に言うだろう。『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。すると、イエスも言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、わたしも言うまい。」「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。 兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。 弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に入るだろう。なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。」
マタイによる福音書21章23節~21章32節





2020年9月20日日曜日

敬老祝福2020091920

 明日は敬老の日、教会では例年、その前の主日礼拝の中で敬老祝福式を行っています。今年は新型コロナウイルスの影響で行うことはできませんが、例年通り、信徒の方が素敵なカードをご覧の通り作ってくださったので、75歳以上の信徒の方にお配りました。

敬老を迎えられた皆様の上に、神さまからの祝福が豊かにありますようお祈りいたします。





田原礼拝所整備。20200919

 昨日、ご覧の通り、久しぶりの秋空の中、田原礼拝所夕礼拝を守りました。



礼拝前には、信徒の方がご覧の通り、夏の間に茂った草刈りをしてくださり、たい肥置き場を設置してくださいました。これからこのたい肥を活用して、きれいな花壇づくりが始まります。感謝です。





《三遠地区使信 №1121》20200920 「あの日あの時」

 「あの日あの時」

この使信を書いている今日は911日、NHK総合テレビでは東日本大震災から96ケ月を覚えて『震災10年へ あの日、何をしていましたか』と言う特番が放送されていました。番組案内では「911日から半年後、東日本大震災から10年目を迎える。311日の『あの日』、どこで何をしていましたか?NHKに寄せられたあの日の体験やメッセージを紹介。震災10年まで残り半年。生放送で『#そういえば あの日、何をしていましたか』と全国に呼びかける。地震発生時刻の午後246分、ツイッターで『あの日』の体験やエピソードを募り、番組内で紹介する。立っていられない激しい揺れ、何時間も歩いて帰宅した体験、津波の映像にショックを受けた思い出。心を打つ数々のエピソードを女優のんが朗読、鉄拳が漫画化。昨日の出来事のようによみがえるあの日をみんなで語りませんか?」と紹介されていました。

2011311日(金)午後24618秒、皆さんはどのように過ごされていたでしょうか。私は、福岡の二日市教会の牧師室で翌週の礼拝の準備をしていました。そして、テレビから流れ出る津波の映像に呆然としていました。あれから9年半、皆さんは、この9年半の時間をどのよう過ごされたでしょうか。被災地の方々にとっては、どのような時間であったでしょうか。私は今年の夏に個人的に被災地訪問を訪問する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で断念しました。10年を迎える来年には被災者の方々を訪問し、この時間の意味を確かめるつもりでいます。

911日は、震災以外にも、忘れることができない日です。今から19年前にはSeptember 11、あの人類史上最悪のテロ攻撃であるアメリカ同時多発テロ事件が発生し、2,977人が召天し、25000人以上が負傷しました。その中には消防士343人を含んでいます。私はその年に神学校に入学しましたが、その瞬間を名古屋の自宅のテレビから流れ出る映像で見ていました。その映像は、映画をみているような感覚で、実際に起きていることがなかなか実感できませんでした。そして、それは今でも変わりません。いつか現地で自分の目で確かめたいと考えています。

また、今から20年前には東海豪雨が発生しています。都市水害の恐怖を実感させる大きな被害で、東海地方で10人が召天し、全国で115人が重軽傷を負い、経済的被害は2700億円を超え、1959年の伊勢湾台風以来の水害となりました。私はその日、当時の職場があった名古屋の都心でその豪雨を体験しました。実際に職場の車が流され、関係者の救援を行ったことを昨日のことのように思い出します。

 私は毎年、911日を迎える度に、これらの出来事を「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」(ローマの信徒への手紙1215)のみ言葉と共に思い出し、被災された方々のことを覚えてお祈りしています。そして、これからも皆さんと共に覚えて祈ることができるように祈っています。

みのり・岡崎教会 野口勝彦


2020年9月16日水曜日

聖霊降臨後第16主日礼拝のご案内。2020091920

聖霊降臨後第16主日礼拝(9/19・20)は

野口勝彦牧師の

「あなたと同じように」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。

尚、礼拝は、感染防止のため「新しい生活様式」に従い行います。




「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。また、九時ごろ行ってみると、何もしないで広場に立っている人々がいたので、『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』と言った。それで、その人たちは出かけて行った。主人は、十二時ごろと三時ごろにまた出て行き、同じようにした。五時ごろにも行ってみると、ほかの人々が立っていたので、『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』と尋ねると、彼らは、『だれも雇ってくれないのです』と言った。主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』と言った。夕方になって、ぶどう園の主人は監督に、『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。 最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。それで、受け取ると、主人に不平を言った。『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、この連中とを同じ扱いにするとは。』主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」
マタイによる福音書20章1節~ 16節

2020年9月10日木曜日

聖霊降臨後第15主日礼拝のご案内。2020091213

聖霊降臨後第15主日礼拝(9/12・13)は

野口勝彦牧師の

「七の七十倍」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。

尚、礼拝は、感染防止のため「新しい生活様式」に従い行います。


 そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。 家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
マタイによる福音書18章21節~35節



2020年9月2日水曜日

聖霊降臨後第14主日礼拝のご案内。20200906

聖霊降臨後第14主日礼拝(9/6)は

野口勝彦牧師の

「心をひとつに」

の説教で守られます。

どなたでも、ご自由にご出席ください。


尚、礼拝は、感染防止のため「新しい生活様式」に従い行います。




「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。 また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。 二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」
マタイによる福音書18章15節~20節