2022年8月30日火曜日

聖霊降臨後第13主日礼拝のご案内。20220904

               聖霊降臨後第13主日礼拝(9/4)は


野口勝彦牧師の

「わたしの弟子」

の説教で守られます。

愛知県「BA.5対策強化宣言」は9月30日(金)まで、再延長となりました。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。

 大勢の群衆が一緒について来たが、イエスは振り向いて言われた。「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえない。あなたがたのうち、塔を建てようとするとき、造り上げるのに十分な費用があるかどうか、まず腰をすえて計算しない者がいるだろうか。そうしないと、土台を築いただけで完成できず、見ていた人々は皆あざけって、『あの人は建て始めたが、完成することはできなかった』と言うだろう。また、どんな王でも、ほかの王と戦いに行こうとするときは、二万の兵を率いて進軍して来る敵を、自分の一万の兵で迎え撃つことができるかどうか、まず腰をすえて考えてみないだろうか。もしできないと分かれば、敵がまだ遠方にいる間に使節を送って、和を求めるだろう。
 だから、同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたのだれ一人としてわたしの弟子ではありえない。」

ルカによる福音書14章25節~14章33節




2022年8月23日火曜日

聖霊降臨後第12主日礼拝のご案内。2022082728

          聖霊降臨後第12主日礼拝(8/27・28)は


野口勝彦牧師の

「お返しできない」

の説教で守られます。

愛知県には8月5日より31日まで「BA.5対策強化宣言」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。


 安息日のことだった。イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになったが、人々はイエスの様子をうかがっていた。イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、あなたやその人を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください』と言うかもしれない。そのとき、あなたは恥をかいて末席に着くことになる。招待を受けたら、むしろ末席に行って座りなさい。そうすると、あなたを招いた人が来て、『さあ、もっと上席に進んでください』と言うだろう。そのときは、同席の人みんなの前で面目を施すことになる。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」また、イエスは招いてくれた人にも言われた。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」
ルカによる福音書14章1節~14節







2022年8月15日月曜日

聖霊降臨後第11主日礼拝のご案内。2022082021

           聖霊降臨後第11主日礼拝(8/20・21)は


野口勝彦牧師の

「安息日」

の説教で守られます。

愛知県には8月5日より31日まで「BA.5対策強化宣言」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。


安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。イエスはその女を見て呼び寄せ、「婦人よ、病気は治った」と言って、その上に手を置かれた。女は、たちどころに腰がまっすぐになり、神を賛美した。ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」しかし、主は彼に答えて言われた。「偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」 こう言われると、反対者は皆恥じ入ったが、群衆はこぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。
ルカによる福音書13章10節~17節


 豊橋礼拝所の紫陽花が、また咲きました。

2022年8月8日月曜日

聖霊降臨後第10主日礼拝のご案内。2022081314

                        聖霊降臨後第10主日礼拝(8/13・14)は


野口勝彦牧師の

「今の時を見分ける」

の説教で守られます。

愛知県には8月5日より21日まで「BA.5対策強化宣言」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。

「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。今から後、一つの家に五人いるならば、三人は二人と、二人は三人と対立して分かれるからである。父は子と、子は父と、/母は娘と、娘は母と、/しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、/対立して分かれる。」 イエスはまた群衆にも言われた。「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。 偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
ルカによる福音書2章49節~56節


 


2022年8月2日火曜日

平和主日礼拝のご案内。20220807

 平和主日礼拝(8/7)は


野口勝彦牧師の

「平和の福音」

の説教で守られます。

愛知県には、3月22日から「厳重警戒」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。 


父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。
ヨハネによる福音書/15章 9節~12節








《三遠地区使信 №1217》20220724 「収穫は多いが、働き手が少ない 」

先月、福岡、長野から続けて二人の方の召天の連絡がありました。
 

そのお一人の長野の方は、410日の使信に「私の前任地は、長野・松本教会でしたが赴任した最初の年の秋の礼拝後、信徒の方をご自宅にお送りする車中で、何気に『夏が終わり過ごしやすい秋が来ますね』と声をかけると、信徒の方は黙ったままでした。どうされたのかと思い、再び声をかけると『また、冬がやってくると』一言」と紹介した方で「となりびと」の支援先であった石巻から毎年送られてくる牡蠣をフライにしてくださり、教会の皆さんと被災地を覚えての食事会を共にした方でした。





 その被災地で、先月、一人の方が天に召されました。その方の名は長純一さん(56)、震災後、石巻市に移住し、地域医療に貢献してきた医師です。私も「となりびと」時代にお会いしたことがあります。


彼は、アフガニスタン復興支援に取り組んだ故中村哲さんに憧れて医師を志し長野県で19年間、農村地域の在宅診療に奔走しました。震災直後長野県医療団長として入った石巻の惨状を目にし「この街の命を救いたい」と移住を決意し、約五千人が暮らす最大の仮設団地で自ら市に設置を働き掛けた診療所の所長となり、被災者の心身のケアに24時間365日対応しました。

 その後、市包括ケアセンター所長を務め、医療や介護が適切に受けられ、高齢者や病気のある人も住み慣れた地域で暮らせる「地域包括ケア」を根付かせようと尽力してきました誕生日の先月21自宅のベッドから病状を明かし「石巻がこの先、光り輝く町として復興する姿をみられないのは残念。少しでも思いを引き継いでもらえれば」と伝えたいことを整理する中、容体が急変し天に召されました。天に召される2日前の先月26日の新聞の取材に、「死ぬのは全然、怖くない。ただ、やり残したことが多くある。発信する時間が稼げるなら」と6月上旬から3週間、外来で抗がん剤治療を受けた理由を語っています。ご自身の3歳の娘さんに対しては「成長を見届けられず、申し訳ない。子どもや命を守る社会をめざして闘っていたんだ、と知ってほしい」と言葉を遺しています。また、彼のパートナーがルーテル教会の信徒の方であることをある牧師とのやりとりの中で私は知りました。

イエスさまは十二弟子に「収穫は多いが、働き手が少ない」(マタイ 9: 37)言われていますが、その理由をマタイは「イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた」(9:3537)と記します。「深く憐れまれた」のみ言葉は、「内臓を揺り動かすぐらいの共感をもって」という意味です。つまり、イエスさまは、打ちひしがれた群集を見て、居ても立ってもいられず、ご自身の思いをご自分の弟子たちに言われたのです。まさに、彼の石巻での働きは、このみ言葉通りの働きでした。

ご召天された方々を覚えてお祈りしたいと思います。 

みのり・岡崎 野口勝彦