2022年7月29日金曜日

聖霊降臨後第8主日礼拝のご案内。20220731

                                    聖霊降臨後第8主日礼拝(7/31)は


野口勝彦牧師の

「貪欲」

の説教で守られます。

愛知県には、3月22日から「厳重警戒」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。



 群衆の一人が言った。「先生、わたしにも遺産を分けてくれるように兄弟に言ってください。」イエスはその人に言われた。「だれがわたしを、あなたがたの裁判官や調停人に任命したのか。」そして、一同に言われた。「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである。」それから、イエスはたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作だった。金持ちは、『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、やがて言った。『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、こう自分に言ってやるのだ。「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」
ルカによる福音書12章13節~21節

2022年7月18日月曜日

聖霊降臨後第7主日礼拝のご案内。2022072324

                    聖霊降臨後第7主日礼拝(7/23・24)は


野口勝彦牧師の

「しつように頼めば」

の説教で守られます。

愛知県には、3月22日から「厳重警戒」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。



イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ、/御名が崇められますように。御国が来ますように。 わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。わたしたちの罪を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/皆赦しますから。わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」また、弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。 旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。 すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」
ルカによる福音書11章1節~13節

今週(7/17)の豊橋礼拝所の献花は、信徒の方の用意してくださったお花と教会の庭のお花、そして、先週、岡崎教会で献花されたお花が一緒に飾られました。


豊橋礼拝所ではセミの羽化
(7/17)とセミの声が盛んです。

 田原礼拝所では礼拝中
(7/17)、鳥が鳴き続けていました。





2022年7月11日月曜日

聖霊降臨後第6主日礼拝のご案内。2022071617

                                             聖霊降臨後第6主日礼拝(7/16・17)は


野口勝彦牧師の

「足もとに座って」

の説教で守られます。

愛知県には、3月22日から「厳重警戒」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。


 一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。
マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。
 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
ルカによる福音書10章38節~42節



2022年7月4日月曜日

聖霊降臨後第5主日礼拝のご案内。2022070910

         聖霊降臨後第5主日礼拝(7/9・10)は


野口勝彦牧師の

「わたしの隣人

の説教で守られます。

愛知県には、3月22日から「厳重警戒」における感染防止対策が取られています。礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでくださ。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。


 すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」 しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
ルカによる福音書10章25節~37節




《三遠地区使信 №1214》20220703 「 天地創造」

今日は7月の第1日曜日、今年も後半に入りました。7月に入ると本格的な夏の到来のように感じますが、今年の夏至は6月21日でしたので、すでに昼間の時間のピークは過ぎています。ちなみに今年の立秋は8月7日です。私たちはこのように過ぎていく季節を毎年、何気なく過ごしていますが、この季節もまた、神さまから私たちに与えられた恵みです。

今年の4月5日に脳梗塞のため天に召された写真家の白川義員(よしかず)さん。彼は、この神さまから与えられた世界を、写真という方法で、その偉大さを伝えてきました。私も神学生時代、神学校の図書館の書庫で彼の写真集『旧約聖書の世界』に出会い、その写真集の迫力に圧倒された記憶があります。

彼を紹介するホームページには「イラクはかつて撮影目的の人間にはビザを発給しなかった。しかし白川は外務省の全面支援を受けて初めてビザを取得し、イラン、イラク戦争直前にメソポタミア全域の徹底的撮影に成功」「また、聖書の重要な舞台は地政学的に今日も重要で、軍事基地になっている場所が多い。これらの軍事基地に入る許可、加えて基地内で撮影する許可はこれまで不可能とされてきたが、白川は人脈をフル廻転させ4年間を要して総て許可を取得し、初めて例外なく聖書に記述されたその現場で撮影することに成功した。撮影期間は3年だが許可取得の時間を加えればこの仕事にかけた時間は7年間になる。これもまた不可能を可能にした前人未到の仕事であったからこそ、全米写真家協会から写真史上10人目の最高写真家賞を贈られたのである」と紹介しています。

その彼を偲んで、先日、「白川義員“天地創造”を撮る」(2018年)が再放送されていました。その番組は、彼の人生最後の作品『天地創造』の撮影の旅に密着する番組で、人類が誕生する以前の「地球原初の姿」を写し取ることをライフワークとする彼の旅に密着ドキュメントしていしました。

その番組の中で彼は、「神さまが私に見せた一瞬」、「神と言うのは、私たちを創造して、私たちを生かしてくれるもの」、「史上のすべてですよ」と神さまの偉大さを吐露します。そして、「『人間が人間になった原点』を見せるのが私の仕事」、「私が生きているのはこの仕事をするために生きているんだからね」と自分の使命を明らかにし、「こういう風景が信仰心を創り出していたんですよ」、「人間の知恵なんて超えているんですよ」、「神は絶対存在すると信じているんだよ、そのことを伝えるのが私の仕事なんだよ。でないとこんなところに写真を取りに来ないよ」と自分の信仰を告白します。

 私たちも、この彼のように、私たちに与えられた自然の豊かさや多様な季節の恵みに改めて感謝し、新たに与えられる今年の残り半年を共に過ごしていくことができるように祈りたいと思います。  

みのり・岡崎 野口勝彦