新年礼拝
(1/1)は
「心に適うもの」
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
キリスト教ルター派教会:1517年にマルチン・ルターの宗教改革によりドイツで誕生したルーテル教会は、ドイツだけでなく北欧にも広がり、国民教会となりました。その後、アメリカにも渡り、更にアジア、アフリカ、ラテン・アメリカなどに至って今日全世界に存在するようになっています。2017年10月31日に宗教改革から500年を迎えました。
新年礼拝
(1/1)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
「天には栄光、地には平和」
今年もあと二週間となりました。そして、来週は、クリスマスを迎えます。2022年、今年は、近代的学校制度を定めた学制が交付されて150年の節目の年です。また、鉄道開業150周年の年でもあります。すべての国民が教育を受けることができる制度と鉄道開業は共に、日本の近代化を進める目的で行われました。
その鉄道に関し、今年4月、「プロジェクトX4Kリストア版執念が生んだ新幹線〜老友90歳戦闘機が姿を変えた」が放映されました。1964年(昭和39年)に世界最高速度の256kmで営業運転を開始した「東海道新幹線」の開業は当時の日本の高い技術力を世界に見せつけることとなりましたが、その世界にも類を見ない開発に携わったのは、旧陸海軍の技術者たちです。そして、その中心人物の一人となったのは、戦時中、戦闘機の設計を担当した航空技術者の三木忠直です。彼は戦後、「人の役に立つものを作りたい」との思いから鉄道技術研究所(現・鉄道総合技術研究所)に入所し、「飛行機」の理論を「鉄道」に持ち込み、当時の世界最高速度256キロの「夢の超特急」を実現したのです。
彼は太平洋戦争末期に、人間爆弾「桜花」の設計を担当させられました。「桜花」は終戦までに755機が生産され、55名が特攻して戦死したとされています。終戦後、彼は、自分が設計した航空機で戦火に散った多数の若い命に対して強い自責の念を感じ、思い悩む日々が続きました。そして、聖書の「凡て労する者、重荷を負う者、われに来たれ、われ汝らを休ません」(マタイ11:28:文語訳)に出会います。彼の心はこの言葉に救われ、1945(昭和20)年12月15日、37歳の誕生日に自らの重荷をキリストに預け、洗礼を受けました。そして、「とにかく戦争はもうこりごりだった。自動車関係にいけば戦車になる、船舶にいけば軍艦になる。それでいろいろ考えて、平和利用しかできない鉄道の世界に入ることにしたんですよ」と彼は、自分の技術を戦争に使わせないと誓います。その後、90歳を過ぎても毎週日曜日の礼拝に出席し、2005年、95 歳で天に召されました。
彼は自著『神雷特別攻撃隊』で「大戦は死に物狂いの新兵器の開発を通して科学技術・物質文明の飛躍的な発展を遂げさせる」「しかしそれらから発展した戦後の多くの成果も、果たして世界大戦という代償に値するだけの幸福を人類にもたらしたであろうか。永遠の平和が人類の願いであるにもかかわらず、終戦後地球上のどこかで局地戦は未だにつづいている。人間の救いがたい罪であろうか。『天には栄光、地には平和』を切に祈願しつつ筆を擱(お)く」と記します。私たちもクリスマスを迎えるこの時、地上に神さまの真の平和がもたらされるよう共に祈りましょう。
みのり・岡崎 野口勝彦
主の降誕(クリスマス)礼拝
(12/25)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
ヨハネによる福音書1章1節~14節
豊橋礼拝所
12月24日(土)午後7時~
宮本新牧師
「クリスマスの喜び」
田原礼拝所
12月23日(金)午後7時~
野口勝彦牧師
「言(ことば)が生まれる」
そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ。」
ルカによる福音書2章1節~14節
二年ぶり田原礼拝所のキャンドルサービスは
今週の工事予定です。順調に進みますようお祈りください。
塗装工事が月曜日に完了し
防水工事の為の塔屋部分の足場解体がご覧の通り始まりました。
待降節第4主日礼拝
(12/17・18)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
待降節第3主日礼拝
(12/10・11)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
待降節第2主日礼拝
(12/4)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
そのころ、洗礼者ヨハネが現れて、ユダヤの荒れ野で宣べ伝え、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言った。これは預言者イザヤによってこう言われている人である。「荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、/その道筋をまっすぐにせよ。』」ヨハネは、らくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた。そこで、エルサレムとユダヤ全土から、また、ヨルダン川沿いの地方一帯から、人々がヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。ヨハネは、ファリサイ派やサドカイ派の人々が大勢、洗礼を受けに来たのを見て、こう言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などと思ってもみるな。言っておくが、神はこんな石からでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。 斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。わたしは、悔い改めに導くために、あなたたちに水で洗礼を授けているが、わたしの後から来る方は、わたしよりも優れておられる。わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」
マタイによる福音書3章1節~12節
礼拝後、岡崎教会からいただいた三ケ日みかんを配布しました。
また、女性会総会を待っている間に
男性会が中心となってクリスマスの掲示版がご覧の通り設置されました。
教会の暦では、今日から新しい年、つまり、待降節、アドヴェントに入りました。そのアドヴェントに合わせて、聖壇にはアドヴェントクランツが飾られ、イエスさまがお生まれになる日までのカウントダウンが始まりました。そして、典礼色もそのイエスさまをお迎えする色である紫に変わりました。アドヴェントはラテン語では、元々「到来(到着)」を意味する言葉です。キリスト教では、イエスさまの到来(到着)、つまり、神の子であるイエスさまが、人の子として降臨されるのを待つ時を意味します。そして、教会にとっての新年、それは、明けましておめでとうではなく、クリスマスおめでとうです。そのクリスマス(Christmas) は、「キリスト(Christ:クライスト)のミサ(mass:マス)」に由来しますが、もちろん、私たちの救い主であるイエスさまの降誕をお祝いする日です。
私はこのクリスマスの季節になると、いつもある一つの物語を思い出します。その物語の名は、星新一の『ある世の物語』です。その物語はクリスマスイブに、たった一人だけの望みをかなえることができるサンタクロースが、いろいろな人を訪問する次のような物語です。
サンタクロースが最初に訪問したのは恋人も友達もいない寂しそうな青年でした。彼は望みを聞かれ、恋人、きれいな住まい、会社での昇進といろいろな望みが浮かんでは消え、迷っているうちに彼の心の中で変化が起きます。そして、贈り物を手にする資格が自分にあるか疑問に思った彼は「ぼくが辞退したら、あなたはよそを訪れることになるのですか」とサンタクロースに尋ね、「それがお望みならばね」と答えるサンタクロースに「この少し先に、病気で寝たきりの女の子がいる。ぼくから回されたことは黙って、その女の子のところへ行ってあげてください」と言います。その病気の女の子も彼と同様に迷った末に別の人を紹介します。そして、サンタクロースに訪問された人たちは皆「なぜ私のところに?」と思い、サンタクロースに問いかけます。サンタクロースは「心配している人がいる」とだけ明かします。この物語は、独りぼっちではないことを知るのが最高の贈り物であることを読者に伝え、物語の最後を次のように結びます。
「サンタは、もしかしたら、きょう最も楽しさを味わったのは自分ではないかと思った」
クリスマス、それは、神さまから私たち一人ひとりにイエスさまを送ってくださる最高の贈り物をいただける日です。そして、イエスさまは私たち一人ひとりに「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28:20)と、あなたたちを決して独りぼっちにはさせないと言ってくださるのです。
この「大きな喜び」(ルカ2:10)を一人でも多くの人に伝えることができるアドヴェントの時を共に過ごすことができるように祈りましょう。みのり・岡崎 野口勝彦
昨日からアドヴェントに入りました。
今年の
クリスマス・キャンドルサービス
豊橋礼拝所
12月24日(土)午後7時~
宮本新牧師
田原礼拝所
12月23日(金)午後7時~
野口勝彦牧師
クリスマス礼拝
豊橋礼拝所
12月25日(日)午前10時30分~
野口勝彦牧師
待降節第1主日礼拝
(11/26・27)は
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。