今週の工事予定です。順調に進みますようお祈りください。
キリスト教ルター派教会:1517年にマルチン・ルターの宗教改革によりドイツで誕生したルーテル教会は、ドイツだけでなく北欧にも広がり、国民教会となりました。その後、アメリカにも渡り、更にアジア、アフリカ、ラテン・アメリカなどに至って今日全世界に存在するようになっています。2017年10月31日に宗教改革から500年を迎えました。
2022年11月30日水曜日
2022年11月28日月曜日
待降節第2主日礼拝のご案内。20221204
待降節第2主日礼拝
(12/4)は
「洗礼者ヨハネ」
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
そのころ、洗礼者ヨハネが現れて、ユダヤの荒れ野で宣べ伝え、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言った。これは預言者イザヤによってこう言われている人である。「荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、/その道筋をまっすぐにせよ。』」ヨハネは、らくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた。そこで、エルサレムとユダヤ全土から、また、ヨルダン川沿いの地方一帯から、人々がヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。ヨハネは、ファリサイ派やサドカイ派の人々が大勢、洗礼を受けに来たのを見て、こう言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などと思ってもみるな。言っておくが、神はこんな石からでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。 斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。わたしは、悔い改めに導くために、あなたたちに水で洗礼を授けているが、わたしの後から来る方は、わたしよりも優れておられる。わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」
マタイによる福音書3章1節~12節
信徒の方のご奉仕により、豊橋礼拝所の花壇も冬の花、パンジーに変わりました。
礼拝後、岡崎教会からいただいた三ケ日みかんを配布しました。
また、女性会総会を待っている間に
男性会が中心となってクリスマスの掲示版がご覧の通り設置されました。
《三遠地区使信 №1235》20221127「アドヴェント 」
教会の暦では、今日から新しい年、つまり、待降節、アドヴェントに入りました。そのアドヴェントに合わせて、聖壇にはアドヴェントクランツが飾られ、イエスさまがお生まれになる日までのカウントダウンが始まりました。そして、典礼色もそのイエスさまをお迎えする色である紫に変わりました。アドヴェントはラテン語では、元々「到来(到着)」を意味する言葉です。キリスト教では、イエスさまの到来(到着)、つまり、神の子であるイエスさまが、人の子として降臨されるのを待つ時を意味します。そして、教会にとっての新年、それは、明けましておめでとうではなく、クリスマスおめでとうです。そのクリスマス(Christmas) は、「キリスト(Christ:クライスト)のミサ(mass:マス)」に由来しますが、もちろん、私たちの救い主であるイエスさまの降誕をお祝いする日です。
私はこのクリスマスの季節になると、いつもある一つの物語を思い出します。その物語の名は、星新一の『ある世の物語』です。その物語はクリスマスイブに、たった一人だけの望みをかなえることができるサンタクロースが、いろいろな人を訪問する次のような物語です。
サンタクロースが最初に訪問したのは恋人も友達もいない寂しそうな青年でした。彼は望みを聞かれ、恋人、きれいな住まい、会社での昇進といろいろな望みが浮かんでは消え、迷っているうちに彼の心の中で変化が起きます。そして、贈り物を手にする資格が自分にあるか疑問に思った彼は「ぼくが辞退したら、あなたはよそを訪れることになるのですか」とサンタクロースに尋ね、「それがお望みならばね」と答えるサンタクロースに「この少し先に、病気で寝たきりの女の子がいる。ぼくから回されたことは黙って、その女の子のところへ行ってあげてください」と言います。その病気の女の子も彼と同様に迷った末に別の人を紹介します。そして、サンタクロースに訪問された人たちは皆「なぜ私のところに?」と思い、サンタクロースに問いかけます。サンタクロースは「心配している人がいる」とだけ明かします。この物語は、独りぼっちではないことを知るのが最高の贈り物であることを読者に伝え、物語の最後を次のように結びます。
「サンタは、もしかしたら、きょう最も楽しさを味わったのは自分ではないかと思った」
クリスマス、それは、神さまから私たち一人ひとりにイエスさまを送ってくださる最高の贈り物をいただける日です。そして、イエスさまは私たち一人ひとりに「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28:20)と、あなたたちを決して独りぼっちにはさせないと言ってくださるのです。
この「大きな喜び」(ルカ2:10)を一人でも多くの人に伝えることができるアドヴェントの時を共に過ごすことができるように祈りましょう。みのり・岡崎 野口勝彦
クリスマス案内。20221128
昨日からアドヴェントに入りました。
今年の
クリスマス・キャンドルサービス
豊橋礼拝所
12月24日(土)午後7時~
宮本新牧師
田原礼拝所
12月23日(金)午後7時~
野口勝彦牧師
クリスマス礼拝
豊橋礼拝所
12月25日(日)午前10時30分~
野口勝彦牧師
2022年11月21日月曜日
待降節第1主日礼拝のご案内。20221112627
待降節第1主日礼拝
(11/26・27)は
「その日、その時」
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
2022年11月14日月曜日
永遠の王キリスト(聖霊降臨後最終主日)礼拝のご案内。2022111920
永遠の王キリスト(聖霊降臨後最終主日)礼拝 (11/19・20)は
「今日」
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。〔そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」〕人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。民衆は立って見つめていた。議員たちも、あざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」兵士たちもイエスに近寄り、酸いぶどう酒を突きつけながら侮辱して、言った。「お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ。」イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札も掲げてあった。十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。
ルカによる福音書23章 33節~43節
2022年11月7日月曜日
聖霊降臨後第23主日礼拝のご案内。2022111213
聖霊降臨後第23主日礼拝(11/12・13)は
「わたしの名のために」
礼拝に関し、感染防止のための特別な対応を行っていますので、ご理解・ご協力をお願いします。また、基礎疾患等により、感染リスクに心配のある方はご無理をされないでください。尚、感染状況等によっては礼拝休止の場合もあります。
《三遠地区使信 №1232》20221106「希望のスピーチ 」
今日は、11月の第一日曜日、ルーテル教会では召天者の方々を記念して礼拝が守られます。
今年も新型コロナウイルスの感染防止のため不自由な生活強いられてきましたが、そのような中、岡崎教会ではコロナによる海外からの渡航制限が緩和された宣教70周年記念礼拝の翌日の10月24日、2020年11月24日に日本から遠く離れたタイにて天に召された方の納骨式を礼拝堂の隣にある記念堂で行いました。
そして、その方と同じように、天に召されたお二人の国葬がイギリスと日本で9月に行われました。その一つはエリザベス女王の国葬です。その女王が天に召された日、「女王がサインを送ってくださった」とのニュースが世界に流れました。女王の訃報発表の直後、ロンドン上空に「二重の虹」が出現するこの出来事は、エリザベス女王の容態が懸念されている、との報道後、バッキンガム宮殿に市民が続々と集まるなかで起きました。そのためか、宮殿の門外に居合わせた市民は「女王が、私たちのもとから去った証拠だ」と口を揃え、話していたそうです。エリザベス女王は、亡くなる2日前に新首相のリズ・トラス氏と面会をしていました。天に召される直前まで、君主として職務を全うした女王は、フィリップ殿下にプロポーズを受けたバルモラル城で、息を引き取ったのです。
その女王は生前、数々の危機をスピーチで乗り越えてきました。第二次世界大戦中に14歳で行った初めてのラジオスピーチ。ダイアナ元皇太子妃が亡くなったときの長い沈黙の後のスピーチ。そして、現在のコロナ禍の中でも新型コロナウイルスとの戦いに「きっと成功する」と呼びかけ、感染対策のため他人と距離を置かなければならない「社会的距離」が市民にもたらす「愛する人たちと離れる痛み」は、戦時中に家族と離れなくてはならなかった子どもたちの経験を思わせるとし、「けれども今も当時も私たちは、これが正しいことなのだと、心の奥底で承知しています」と強調しながら、「これからもまだ、色々とこらえなくてはならないかもしれません。それでも、今より良い毎日は戻ってくると、それを心の支えにしましょう。友だちにまた会えます。家族にもまた会えます。みなさん、またお会いします」とそのスピーチを結びました。イギリスでは、自宅待機中の子どもたちが虹の絵を描いて窓に飾っていましたが、女王は、虹の絵はパンデミックに対抗するイギリスの「精神」を象徴するものになるだろうとも語っています。
「虹」はヘブライ語で、弓という意味もあります。 神さまは、人間を滅ぼすために、雨のしずくを射った弓をもう二度と使わないと雲の中に置かれましたが、この言葉は、私たちキリスト者にとって希望の言葉です。女王の数々のスピーチもイギリス国民にとっては「希望のスピーチ」でした。
今年の全聖徒主日は「希望のスピーチ」を語り続けた女王も加え、天に召された方々を覚えて礼拝を守ることができればと思います。みのり・岡崎教会 野口勝彦