2019年7月9日火曜日

《三遠地区使信 №1058》20190707「田原日曜礼拝」

「田原日曜礼拝」

  今日は7月7日、七夕です。琴座のベガと呼ばれる織女(しょくじょ)星は裁縫の仕事、鷲座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕のストーリーが生まれたと言われています。
  みのり教会では、この七夕ではありませんが、一年に二度、田原礼拝所にて、日曜日の午前10時30分から主日礼拝を守っています。田原礼拝所では第一日曜日(豊橋礼拝所合同礼拝)の前日の土曜日を除いて、毎週、土曜日、午後7時30分から夕礼拝を守っています。
  今年、1回目の田原日曜礼拝が先月の23日に行われました。いつもとは違う太陽に照らされた礼拝堂で、15名の方が集まり、主日礼拝を守ることができました。今年の日曜礼拝では、一人の教会関係者の方が礼拝堂の草刈りを事前にしていただき、当日は手づくりの豚丼をふるまってくださいました。感謝です。
  また、田原礼拝所の信徒の方もいつもの夕礼拝の時には、礼拝直前にならなければなかなか集まることができないのですが、日曜礼拝ではかなり早い時間から礼拝所で準備をしてくださいました。
  そのような中で、神さまは苦難にあった信徒の方に働きかけをして下さいました。その方は九州出身の方ですが、日曜礼拝を直前に控えた前の週に、ご家族のことでご自宅の田原から名古屋や東京などを行ったり来たりされたそうすです。その結果、信徒の方にとって、もっとも良い形で課題は解決され、そして、出席された日曜礼拝で、ご自身のふるさとの銘菓に出会い、神さまはすべて分かってくださり、すべてを整えてくださっていることを実感されたのです。
  その銘菓は、私が以前、牧会していた九州の教会の信徒の方が送ってくださったもので、日曜礼拝のために私が用意したものでした。まさか、そのような形で、その銘菓を神さまが用いるとは考えてはいませんでしたが、神さまはいつも、このように私たちの思いを超えた働きをしてくださいます。
   田原日曜礼拝の主日、その神さまは、私たちひとり一人の人生を共に歩み、私たちが先の信徒の方のように苦難に遭遇し、悲しみに覆われた時、『もう泣かなくともよい』『起きなさい』(ルカによる福音書7章 13・14節)との二つの力あるみ言葉を与えくださったのです。私たちはこのみ言葉を信じ、これから与えられる今年の残り半年を共に過ごしていければと思います。
みのり教会 野口勝彦



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