2022年2月28日月曜日

《三遠地区使信 №1193》20220206「わたしの心に適うもの」

    「わたしの心に適うもの」     

今日で多くの教会では定期総会を終えられることだと思います。昨年の総会は、愛知県内では、感染拡大による「緊急事態宣言」下で総会が行われました。今年1月27日の新規感染者数は3,732.6人(愛知県過去7日間平均)。昨年の約18倍の数値になっています。それでも「まん延防止措置」なのは重症率等が低いからですが、昨年以上に感染率が高いことは確かです。昨年以上の感染防止が必要でしょう。

さて、先月、何通かの祈りの葉書が届きました。その葉書には「梅北祈りの葉書継承」と記されています。「梅北祈りの葉書」、それは、昨年10月24日の使信「祈りあえる喜び、一枚のハガキ」で紹介した鹿児島教会の梅北姉の葉書のことです。20年に亘り聖書日課に掲載された教会に、毎日、祈りの葉書を出されていた梅北姉の遺志を受け継いで出されている葉書です。その聖書日課には、先月6日~8日まで、みのり教会と岡崎教会が祈りの教会として取り上げられていました。その後、毎日「梅北祈りの葉書」と共に、私の初任地である二日市教会の90歳の信徒の方から祈りの葉書が届きました。その三日目の葉書には「三日間、先生の牧会する教会でした。今朝も先生をはじめ信徒の方一人一人の上に神様の祝福をお祈りしました」と記されていました。

また、先月の使信の最後に「この原稿を書いている今朝、岡崎教会の信徒の方が天に召されました。その電話を受けた後、そっと、テーブルの上のカップに入ったハイビスカスのつぼみを見ると、また一輪の花を咲かせていました」とお伝えしましたが、この天に召された方は、生前、教会の婦人会長をはじめ、教会で様々な奉仕をされ、まさに信仰が生活の中心の方でした。葬儀後の主日礼拝での説教の最後に、私は次のように皆さんにその方のことをお伝しました。「訃報の電話の後、今日の使信の通りハイビスカスが開花していたのには本当に驚きました。その開花したハイビスカスのつぼみは、枝から落ちてしまったので、そのまま水の入ったカップに入れておいたものであったからです。まさにそのカップの水は今日のみ言葉の通り、神さまの、イエスさまの愛に変えられ、天に召された彼女を祝福しているようでした。そして、先週水曜日の火葬の際には、その窯の扉が閉じられた瞬間、天窓から光が突然差し込んできました。最初は演出かと思いましたが、その瞬間に晴れ間の光が差し込んできたのです。その光景はまさに先週のみ言葉『イエスも洗礼を受けて、祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目にみえる姿でイエスの上に降って来た。すると《あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者》という声が、天から聞こえた」そのものでした。彼女は、まさに『わたしの心に適う者』であったのです」

私たちも定期総会を終え、このような方々のように『わたしの心に適う者』になれるよう祈ることができればと思います。    

 みのり・岡崎教会 野口勝彦




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