2019年1月20日日曜日

《三遠地区使信 №1034》20190120「朝祷会」

朝祷会

 先日の1月12日、岡崎市竜美丘会館で、第48回朝祷会全国連合年頭集会が開催されました。

 ご存知の方もおみえだと思いますが、朝祷会は、竣工したばかりの大阪クリスチャンセンターをどのように活用すればよいかと考えていた1957年1月14日、センターを創設した教団も教派も異なるプロテスタントの信徒14人が「聖霊よ降りて」を讃美し、祈り始めまたことから始まりました。
それから、毎週月曜日の朝7時にセンターに集まって祈り、食事を共にすることになり、この朝の祈りの会は「朝食祈祷会」と名付けられ、やがて信徒や教職、当時センターが運営していたホテルに宿泊する人々が参加するようになり、100人を超すほどの規模となりました。これを知って心を動された人々は、自分たちの住む町で友人を誘って祈るようになり、「朝食祈祷会」は全国へと広がっていきました。それはまさに「燎原の火」のようであったと伝えられています。
その後、名称を「朝祷会」と改め、この教団、教派、教会を超えて祈る交わりが不思議な感動と喜びを与え、新しい会場が全国各地に次々と生まれ、「朝祷会」がはじまって5年後には全国に15の朝祷会が結成されました。そして、その全国の祷友が一つに集まりたいという願いから、1962年に全国大会を開催し、「朝祷会全国連合」が結成されました。最初の「朝祷会」結成15年後には、その数は全国で70となり、1971年1月からは静岡県の舘山寺で祈る「年頭集会」を開設しました。
私は、この48回目の年頭集会の開会礼拝奉仕をさせていただいたわけですが、そこには神さまの不思議な導きがありました。
「朝祷会」の中心聖句は、ヨハネによる福音書17章21節、「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」ですが、私がはじめて出会った聖句もこのみ言葉です。
 このみ言葉に私が出会ったのは、このみ言葉によって創設されたYMCAに入職した時ですが、そのYMCAで14年奉職し、献身し、今、14年目の牧師の務めを終えようとしているこの時に、朝祷会全国連合年頭集会での奉仕の機会を神さまは与えてくださったのです。神さまはいつもこのように私を様々な形で導いて下さっています。そして、皆さんをも導いて下さっています。
みのり教会 野口 勝彦

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