2023年11月6日月曜日

《三遠地区使信 №1283》20231029「宣教70年」

  先週日曜日、みのり教会宣教70周年記念礼拝・祝会が、みのり教会初代宣教師ご子息兄弟と前みのり教会牧師ご伴侶を迎えて51名の方の出席により神さまの恵みと祝福の中て行うことができましたことに心から感謝いたします。私は、昨年の岡崎教会宣教70周年に続き、今年はみのり教会宣教70周年にその教会の牧師として、その日を迎えることができますことに心から感謝しています。

みのり教会は、1953(28)19日に宣教師総会にてリチャード・ネルソン宣教師の豊橋への派遣が決定されたことから始まります。同じ年の118日、豊橋市旭町の同胞園内の幼稚園にて最初の礼拝が行われました。そして、翌年の1954(29)1128日に最初の洗礼式が行われ、1956(31)1027日に現在の豊橋礼拝所の地に最初の教会堂が献堂されました。その後、1955(30)年にネルソン宣教師によって小嶋一二三堂で定期集会が始められた田原教会と1963(38)922日に第一回集会が行われた高師教会と合同し、現在のみのり教会へと発展しました。旧田原教会は宣教68周年、旧高師教会は宣教60周年となります。

みのり教会では宣教70周年(2023118)を迎えるにあたり、元みのり教会牧師(2000年~2003)、宮本新牧師(現、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校准教授)の説教奉仕により宣教70周年記念聖餐礼拝・祝会を行うと共に、2021年には伝道30周年記念として高塚初美姉より献品されたリードオルガンの修繕を、2022年には豊橋礼拝所の外壁・防水塗装等の整備を行いました。また、田原礼拝所(田原教会)の母体である小嶋一二三堂集会の小嶋三義牧師より長年愛用されていたヒムプレヤーを70周年記念として献品していただきました。そして、宣教70周年記念誌を発行しました。この記念誌は、10周年、25周年、そして、50周年の記念誌に続く、4番目の記念誌です。特に、50周年後の20年間の教会での様々な働きが記された記念誌でもあります。つまり、21世紀のみのり教会の働きをこの記念誌によって改めて振り返り、神さまが21世紀を迎えたみのり教会をこれまで支えてくださった恵みに感謝するものとなりました。また、この20年間の内、15年間、みのり教会牧師として働かれた三浦知夫先生を覚えて、元みのり教会牧師(1963年~1966)の北尾一郎先生から三浦先生が出版に関わられたご著書を献本していただきました。

みのり教会は201984日の豊橋礼拝所献堂20周年記念礼拝の記念品として信徒の方が献品された手ぬぐいに書かれた「元気を出しなさい」(使徒言行録2725)を主題聖句として、コロナ禍の4年間、礼拝を守ってきましたが、記念礼拝はこのみ言葉によって説教が語られました。今年洗礼を受けられた信徒の方が、今から70年前ごろの小学生時代に、豊橋の隣町の三ケ日の教会学校でこのみ言葉を二人の宣教師(一人はネルソン宣教師の可能性が高いようです)の方から聴かれたそうです。すべては神さまのみ心の通りの宣教70年です。感謝。

                                                           みのり・岡崎 野口勝彦



                                                       

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