先月、5年ぶりに全国総会が開催されました。前回の5年前の全国総会は、みのり教会のA姉が全国総会直前に天に召され、私は東京に着いたその足で、豊橋に戻り葬儀を行いましたが、今回も岡崎教会のⅠ兄が全国総会直前に天に召され、東京から戻り、葬儀を行いました。天に召されたA姉・Ⅰ兄を覚えたいと思います。
その同じ月の26日、先日の使信でも紹介しました3月に天に召されたみのり教会のS姉の納骨式が行われました。当日は、雨予報でしたので、教会で納骨式を行い、後日、お墓に納骨する形で準備をしていましたが、出席者の方が教会に集合されると雨はぴったと止み、急遽、墓地で行うことになりました。雨上がりの曇り空、足場の悪さや、強風も心配されましたが、式が始まると雲の切れ間から光が差し込み、墓地の周りには青空が広がりました。出席者の方々はそのことに驚きながらも喜びに満たされました。その時、私は、昨年1月に天に召された岡崎教会のK姉の火葬場の扉が閉まる瞬間、曇り空が晴れ、K姉の棺が一筋の光で照らされた光景を思い出し、お二人共、神さまに祝福されて帰天されたのだと感じました。
また、今から18年前、私が牧師1年目の5月31日、神学校で同級生であった榎津重喜神学生が天に召されました。その葬儀は、雨模様の中、神学校で行われましたが、出棺の時、雨は止み、光が差し込んできた光景を思い出しました。彼もやはり、先のお二人と同様に神さまに祝福されて帰天したのだと今、改めて感じています。
さて、先週の日曜日、みのり教会では3人の方の洗礼・堅信式が行われました。3人の方は、コロナ禍の中、それぞれの思いで礼拝に出席されていましたが、私が、3人の方の洗礼志願を知ったのは、今年2月に3年ぶりに主日のお休みをいただいた東京滞在中に代議員の方からいただいたお電話でした。帰豊後、早速、礼拝時に3人の方に洗礼志願の意志を確認し、先週まで計7回の洗礼準備会を皆様もよくご存じの『LAOS講座第3号 真理を求めて-キリスト教の教理と信条-』を用いながら、洗礼志願者の3人の方と同時期に礼拝に出席されるようになった客員の方を含めて4人で行いました。これだけ多くの方と同時に洗礼準備会を行うことは私にとってはじめての経験でしたが、牧師から洗礼志願の方への一方的な学びの形にならず、洗礼志願の方々がお互いにそれぞれの感じ方などを共有しながら学ぶことができたことは、牧師の私にとってもとても新鮮で、貴重な体験でした。
洗礼・堅信式後には、同じコロナ禍の中2020年6月7日の三位一体主日に洗礼を受けられた方を含めて簡単な祝会を行うことができました。
洗礼は、信仰生活のはじまりです。受洗された方々おひりお一人が神さまに祝福されて帰天するまで与えられた信仰生活を守ることができますように、そして、今日の三位一体主日礼拝で転入式を行われるH姉も神さまに祝福された信仰生活を守ることができますよう祈りたいと思います。
みのり・岡崎 野口勝彦
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