2022年1月17日月曜日

《三遠地区使信 №1190》20220116

                                            「思いがけないプレゼント」  

   2022年も半月が過ぎました。各教会では昨年一年の教会活動を振り返り、新たな一年の活動を考える教会総会の準備に忙しくされていることだと思います。

   昨年、新しい年を迎えた時の1月3日の使信に、私は、次のような使信を皆様にお届けしました。「昨年のクリスマスの時期に、この新しい年と同じような福音(グッドニュース)が届きました。それは、一昨年の10月の令和元年東日本台風(台風19号)による千曲川氾濫によって被災したりんご園からりんごが届いたことです」

   今年もクリスマス・イブ直前に、そのりんごが届いたのです。今回のリンゴは長野教会の方が、知り合いのりんご園のりんごを送ってくださいました。そのりんご園も先の水害を受け、その半分は未だに再生できていないそうですが、12月24日の豊橋礼拝所のクリスマス・キャンドルサービスに出席された方々に、みのり教会信徒の方の手作りのカードやクッキーなどともにクリスマスプレゼント*としてお渡しすることができました。ちょうど、その3日前、テレビ番組「マツコの知らない世界」では、「クリスマスグッズの世界」の特集が放映され、その中で、世界ではじめてのクリスマスツリーを飾ったルター(諸説あり)のお話も出ていたました。ルターと言えば、りんごは欠かせないものです。このりんごは、私たちルーテル教会員にとって神さまからの思いがけないクリスマスプレゼントそのものとなりました。



また、24日のクリスマス・キャンドルサービスの5日前、つまり、19日のクリスマス礼拝の日にもみのり教会の人たちにとっては大きなクリスマスプレゼントがありました。そのプレゼントとは、今回のコロナの影響で長く礼拝に出席することできなかった施設で暮らす長老のご夫婦がご長女に伴われて、礼拝に出席されたことでした。思いがけないお二人の礼拝出席に皆さんもとても喜ばれ、感染防止に気をつけながら、記念写真の撮影*も行いました。そして、今年の豊橋キャンドル・サービス奉仕の宮本新牧師のクリスマス・メッセージを25日のクリスマスの日に施設にお届けしました。その長老のご婦人は、みのり教会が初任地であった宮本牧師の牧会時代、代議員を務められていて、そのカードをとても喜ばれていました。

今年も年初からオミクロン株が爆発的な感染を続けていますが、今年の元旦には、昨年の夏に信徒の方が献花されたハイビスカスの花が、この真冬に一輪、綺麗な花を奇跡的に咲かせました。*


このように、神さまはどんな時にあっても私たちのことを忘れずに、思いがけないプレゼントをくださいます。

そして、この原稿を書いている今朝(1月10日)、岡崎教会の信徒の方が天に召されました。その電話を受けた後、そっと、テーブルの上のカップに入ったハイビスカスのつぼみを見ると、また一輪の花を咲かせていました。

                                                                                                  みのり・岡崎教会 野口勝彦



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